Circlize

注目ニュース

てんぷら油の劣化抑制試験2017.1.20

天ぷらを揚げると、油は徐々に黒ずんできます。これは、食材から水分が抜け出て油を酸化するためです。

ナノコンの主要成分であるグルコマンナンは、水を吸収して維持しようとする保湿力に優れ、天ぷら油の酸化を抑制するのです。弊社の実験では、ナノコンを天ぷら粉重量の3%溶かし込んだバッター液を天ぷらの衣にしたところ、油の劣化が30%抑制されました。さらに、天ぷらの揚げ時間も約25%短縮でき、サクッとした食感も得ることができたのです。

また、揚げた後時間が経つと、天ぷらの中に油が吸収されて、その形態と味が変質してしまいますが、ナノコンのバッター液で揚げた場合は、食材の中の水分保持力が増加し、食材間の結着力が強くなり、余分な油が材料の中に入り込まないようになります。したがって、天ぷらの味と形態が長く保持され、油の摂取量も減らすことができます。